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ミディ―ブラウス――100年前のセーラー服 (3)  Middy Blouse: Sailor Suits of a Hundred Years Ago (3) [Marginalia 余白に]

いろいろとWEBをブラウズしておったのですけれど、ミディ―ブラウス(ズ)の歴史について、とてもわかりやすく20世紀後半まで追っているページとして、Lizzie Bramlett さんの Fuzzylizzie Vintage Clothing Fashion History というサイト内の "History of the Middy" <http://fuzzylizzie.com/middy.html> が見つかります。

  かいつまんで祖述すると、1880年ごろに女性の運動服がセーラー襟になってきて、水着と体操着として "middy" が用いられる――けれども、Lizzie さんの定義では、これは真のmiddy ではない――なぜなら、スカートあるいはブルマーにたくしこまれたり、ボタン留めされたり、付着されたりするものだったから(このへん、微妙だなあと思います。あとイラストが世紀が変わった1907年のシアーズのカタログだったりするところもなかなか微妙)。

    そして1910年ごろに、肩から腰下までストンとしたタイプの真のミディ―が登場します。で、その後、1970年代のリヴァイヴァルとか、1980年代にローラ・アシュレイ(アシュリー)が採用したこととか書かれています。これは日本的制服的なセーラー服の歴史と重なりながら、日本では見失われた大人のセーラーの歴史を語っていて、興味深いと思います。それから、同時に、(やっぱり日本では主流にはならなかった)運動着というかスポーツウェア(→カジュアルウェア)としてのミディ―ブラウスの歴史を語っているのだと思われ。

    いっぽう、ヴァッサー大学の Vassar Encyclopedia のなかの "Athletics, 1865-1945" <http://vcencyclopedia.vassar.edu/athletics/athletics-1865-1945.html> というページには、1876年の野球チーム、1894年のゴルフ、1898年のスケート、1899年のバスケットボールなど、女子大学での体育・運動について、写真を添えて歴史的な記述があります。断定はできませんけれど、1899年のバスケの写真は、一部の学生がセーラー襟の服を着ているようです。それから同じヴァッサー百科のなかの "Field Day" <http://vcencyclopedia.vassar.edu/athletics/field-day.html> を見ると、1904年には完全にセーラーというかミディ―ブラウスの上着で運動会に臨んでいることがうかがえます。それも、スカートの外にブラウスを出しています。

Fieldday1904016.jpg
image via "Field Day," Vassar Encyclopedia <http://vcencyclopedia.vassar.edu/athletics/field-day.html>

 

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"History of the Middy" <http://fuzzylizzie.com/middy.html>

"Athletics, 1865-1945" <http://vcencyclopedia.vassar.edu/athletics/athletics-1865-1945.html>

"Field Day" <http://vcencyclopedia.vassar.edu/athletics/field-day.html>

 

 

   

  

 


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morichanの父

(た) さん、nice ありがとうございました。
by morichanの父 (2010-09-08 17:35) 

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