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柳にカエル Willows and Frogs [Daddy-Long-Legs]

柳に風~、その先は言わないで~♪ あ、何気なくかわすけどだw

    このあいだ書いた記事「デビルダウンヘッド (2) Devil Down-Head」で、カエルがいない、と書いたけれど、その後、モーリちゃん(現在日本の小5)から、(1)長新太のほうにはカエルが描かれていることを指摘されるとともに、(2) ふたつのイラストのうちどちらが先であるか、(3) 後者は前者を参考にして描かれていること、 (4) こっちのほうが前に描かれている、なぜなら、別のほうを元にしたらこういうふうにはならないから、など、いくつか大人びた、と思われる指摘をされてしまいました。

FourBunko.jpg

  えーと、私的なことを続けて書くならば、4月に帰国後、近所に若い女流漫画家さんが引っ越してきていて、モーリちゃんはどういう経路でか親しくなり、漫画の描き方を教わりに行ったりしているのでした。〔自分が小学生の頃を考えると、あまりの語彙と知識の(ありようの)違いにちょっと感心したのでした。ま、単にオタク的になっているだけかもしらんがw・・・・・・でも分析する知みたいなのは自分の子供のころよりはるかにすぐれているように思え、おや・・・ばかかw〕

  あーと、私的なことを適当に書けるのが「カリフォルニア時間」というブログが自分にとって持っていた意味のひとつかなあ、とか思ったりするけれども、時間はもはや過ぎ去ってしまったのだし、もうブログは同じノリでは書けないような気もします。でも実はそれは、日本に戻ってアクセクと日々の雑用やらに追われているからかもしれず、あんがい、だらりん状態になったら、同じように適当なことを書けるのかもしれない。わからない。

  と、私的に話がそれたのを戻して。

  柳にカエル。

    といえば、花札の11月、「柳〔雨〕」の絵札、小野道風と柳である。おとといレコードを久しぶりに整理していたらテイチクBEST20DELUXE『ベスト20デラックス 義理と人情』 (BL-2023~4) が出てきて、ジャケット裏に花札があるので、これも何かの義理と人情かと思い写真に撮りました。――

hanafuda.JPG
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  実は表側には、石原裕次郎、渡哲也、若山富三郎、菅原文太、藤純子ねえさん、高倉健、梅宮辰夫、梶芽衣子、泉ちどり、木立じゅんが花札の枠にポートレトとして写っており、そちらのほうがおもしろいのですが、それはいつかまた(またがあるか不安ですが)。

  で、下段の右から二枚目が Rainman こと Ono Tofu with an Umbrella and a Frog です(いや、そういうタイトルか知りませんが)。

  この絵は、日本語ウィキペディアの「小野道風」の「逸話」の項によれば、いかの話に由来します。――

道風は、自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、書道をやめようかと真剣に悩んでいる程のスランプに陥っていた時のこと、ある雨の日散歩に出かけていて、柳に蛙が飛びつこうと、何度も挑戦している様を見て「蛙はバカだ。いくら飛んでも柳に飛びつけるわけないのに」とバカにしていた時、偶然にも強い風が吹き発心し、柳がしなり、見事に飛び移れた。これを見た道風は「バカは自分である。蛙は一生懸命努力をして偶然を自分のものとしたのに、自分はそれほどの努力をしていないと」目が覚めるような思いをして、血を滲むほどの努力をするきっかけになったという。ただし、この逸話は史実かどうか不明で、広まったのは江戸時代中期の浄瑠璃『小野道風青柳硯』(おののどうふうあおやぎすずり、初演1754年(宝暦4年))からと見られる。その後、第二次世界大戦以前の日本の国定教科書にもこの逸話が載せられ、多くの人に広まった。

  「強い風が吹き発心」というのがよくわかりませんが、発心はともかく、努力してこそ運が開けるという、まー、そういう話のようです。

  それはそれ。  

   で、なんで柳とカエルの結びつきがあるのかしら。

   たぶん柳が水辺に生えているからではないかしら。ウィキペディアの「ヤナギ」を読むと、代表的なシダレヤナギは中国原産だけれど、現在世界のあちこちにあるのは混種だそうです。そして、シダレヤナギは人為的に川辺に植えつけられてきた歴史があります。でも、たくさんの種類のあるヤナギ(日本産のものですけれど)を、「川辺に出るもの」「山野に出るもの」「高山のもの」「栽培されるもの」(一番最後のにシダレヤナギは入っています)と分けていて、「やや自然の残った河原であれば、必ず何等かのヤナギが生育」とも書いているし、「文化」の項では「植栽木として、川や池の周りに植えられた実績があり、先人が考えた水害防止対策といえる。これは柳が湿潤を好み、強靭なしかもよく張った根を持つこと、また倒れて埋没しても再び発芽してくる逞しい生命力に注目したことによる。」と書かれています。そうすると、シダレヤナギなど川辺や井戸端に植えたから水とくっついているのでなく、もともと水と親しい木なのではないでしょうか。

  カリフォルニア時間の「May 12 ブランチ・フィッシャー・ライト Blanche Fisher Wright [本・読み物 reading books]」で "Under the Willow" という童謡と"Bury Me under the Weeping Willow" という民謡を引きながら、ヤナギと死のイメジを適当に書きましたけれど、いまなんとなく思っているのは、ヤナギもまた世界軸的な樹木のひとつなのかなあと〔いちおう「October 31 エリアーデのいう中心のシンボリズム The Symbolism of the Center as Described by Mircea Eliade [メモ personal notes]」、「November 19-20 メリーマウントのメイポール(五月柱) II――ルネサンス・フェアをめぐって (下のはじまり)  Renaissance Fair (6) [America]」など参照〕。

つづくかもしれません

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  愛知県春日井市東野町西にある三ツ又ふれあい公園には「ヤナギに飛びつく蛙」をイメージした巨大なフォリー(遊具)があるのだそうである〔愛知県建設部講演緑地課 企画・景観グループ制作の『美しい愛知づくり景観資源』「蛙と遊ぶ 春日井市」 <http://www.pref.aichi.jp/koen/keikanshigen/kasugai/018.html>〕。

「ファッション Footwear Fashion] <http://www.karankoron.com/geta_fashion.html> 〔『よくおでんした。盛岡へ Gata-Shop, AKAI-HANAO-NO-JOJO』内、「蛇の目」は霊力をもつそうです〕

 


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morichanの父

無料レポートマさま、ご訪問とnice ありがとうございました。
by morichanの父 (2011-02-06 22:39) 

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