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ポーが書評した本 (25) スザンナ・ウォーフィールドの『イロラー・デ・コーシー』 (1835) Books Reviewed by Poe (25): _Illorar de Courcy_ by Susanna Warfield [ポーの書評 Poe's Book Reviews]

続いて、ポーの最初期の批評(と想定されている文章)の中から、順番でいうと、雑誌紹介2篇に続く『サミュエル・ドル―伝』のつぎの『ナポレオン伝』のつぎの『万国著名裁判』のつぎの『ノー・フィクション――最近の興味深い事実に基づいた物語』 のつぎの『万国著名女性回顧録』のつぎの『感化力――道徳物語』のつぎの『英国海賊、追剥、盗賊伝』のつぎの『詩人の告白』のつぎの『花言葉』のつぎの『実践的教育』のつぎの『ハイランドの密輸人』のつぎの『ウァレリウス』 のつぎの『北へ東へカーネル・クロケットの旅の記』のつぎの記事(『サザン・リテラリー・メッセンジャー』誌1835年4月号 "Critical Notices" 459ページ)。

[Susanna Warfield].  Illorar de Courcy: An Auto-biographical Novel.  By Josiah Templeton, Esq. [pseud.]  2 vols.  Baltimore, William and Joseph Neal, 1835.  

〔スザンナ・ウォーフィールド著〕  『イロラー・デ・コーシー――自伝的小説』  ジョサイア・テンプルトン著 ボルティモア: ウィリアム・アンド・ジョーゼフ・ニール、1835年


  スザンナ・ウォーフィールド Susanna Warfield, 1797-1890は、メリーランド州のひとのようですが、くわしいことはわかりません。E-text も今のところ見つかりません。タイトルの読みもぜんぜんわかりませんw。筆名のジョサイアは男の名前です。自伝的小説と副題にあるのだけれど、そのへん(ジェンダー)の仕掛けなりリクツなりもわかりません。

  ポーの書評――

Illoraz [sic Illorar] de Courcy, an auto-biographical novel, by Josiah Templeton, Esq, 2 vols.  Baltimore, William and Joseph Neal.   We have looked at this book attentivelyfor we confess it was impossible to read it.  A glance over one or two pages will be sufficient to convince any reasonable person that it is a mere jumble of absurdities.  The gentleman should not have thrust his name (if it be not a nom de guerre,) into the title page.  [Southern Literary Messenger, April 1835, 459]

 (我々はこの本をしげしげと眺めた――というのは、告白するが、読むこと不可能だったからである。一、二ページ見れば、理性的なひとに得心されるのは、これが不条理の寄せ集めにすぎないということだ。紳士は彼の名を(もしも筆名でなかったら、のはなしだが)タイトルページに記すべきではなかった。)

  『サザン・リテラリー・メッセンジャー』誌の本文では "Illoraz" と誤植があり、第1巻の索引では "Illoray" と誤記されています。

090329[SusannaWarfield].jpg
Susanna Warfield, 1797-1890  
image via The Historical Society of Carroll County, MD <http://hscc.carr.org/index.htm>

 1820年代か30年代のものと思われる肖像を掲げている記事は、 "Warfield Once Well-known"
Carroll County Times article for 29 March 2009.  By Mary Ann Ashcraft です。<http://hscc.carr.org/research/yesteryears/cct2009/090329.htm>

 紙の辞書だと、 American Women Writers: A Critical Reference Guide, from Colonial Times to the Present 2nd ed. (St. James Press, 1999) にSusanna Warfield の記事があるらしいが未確認。

///////////////////////////////////////////////////

Susanna Warfield's Grave @ Find A Grave <http://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=gr&GRid=39538588> 〔diana さんによる写真〕

"Susanna Warfield" Search by Catalyst @ Johns Hopkins University Libraries <https://catalyst.library.jhu.edu/?q=%22Warfield%2C+Susanna%2C+1797-1890%22&search_field=author> 〔日記が残っているらしい〕


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決定機――実用日本語表現辞典 Decisive Chance: Practical Dictionary of Japanese Expression [辞書・辞典・事典類]

前に「決定機」という記事を書いたけれど、今日(4月28日深夜)テレビのニュースを見ていたらサッカーのレポートでまた蹴って行き、いや決定機ということばが出てきて、頭にきてまた検索をかけた。あえて+辞書で検索してみた。そうしたら、「実用日本語表現辞典」というものに出くわすこととなったのでした。

 

  実用日本語表現辞典.JPG

<http://www.practical-japanese.com/2012/04/blog-post_2506.html>

「主に」の修飾があいまいなところが辞書としてはまずいと思われ。

  この辞典は特に力を注ぐ分野があるのだそうだ――

実用日本語表現辞典注力分野.JPG

<http://www.practical-japanese.com/p/blog-page_09.html>

  意外と不正確なのかもしれない。

  しかし、これもまた、『日本語俗語辞書』(「わけわかめ」<http://occultamerica2.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06-2> 参照)のようにアメリカの Urban Dictionary のような辞典に発展しうるかもしれない。

   しかし 用例とかも載せないと実用的ではないかもしれない。

///////////////////////////////////////

『実用日本語表現辞典』 <http://www.practical-japanese.com/>

『日本語俗語辞書 - 若者言葉・新語・死語・流行語』 <http://zokugo-dict.com/>

Urban Dictionary <http://www.urbandictionary.com/>

 


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なぎさの誓い So Much in Love [歌・詩 ]

2012年新春。テレビを見ながら、今年も "Stranger in Paradise" が流れているなー、と思っていたのだけれど、忙しく時は過ぎてもう3月も末。で、このごろ頭の中に響いているのは"So Much in Love" (「なぎさの誓い」) です。

  オリジナル (1963) の黒人5人のボーカルグループ、ザ・タイムズThe Tymes のドゥワップ doo-wop 版を――

So Much in Love

                       words & music by George Williams and Bill Jackson; arranged by Roy Straigis

As we stroll along together
Holding hands, walking all alone
So in love are we two
That we don't know what to do
So in love (so in love)
In a world of our own (so in love)

As we stroll by the sea together
Under stars twinkling high above
So in love are we two
No one else but me and you
So in love (doo so in love)
So much in love (doo so in love)
So in love (doo so in love)
So much in love (doo so in love) 

We stroll along together
I tell you I need you oh so much
I love, love you my darling
Can you tell it in my touch

When we walk down the aisle together
We will vow to be together 'til we die
So much love have we two
Just can't wait to say "I do"
So in love (doo, so in love)
Are you and I (doo, you and I)
So in love (doo, so in love)
Are you and I  (doo, you and I)

一緒に散歩するとき
ふたりきりで歩くときに
ふたりは愛しすぎちゃって
どうしたらいいかわからない

ふたりは愛しあっている
僕と君以外は誰もいない
愛しあっている(愛しあっている)
僕たちだけの世界のなかで(愛しあっている)

一緒に渚を歩くとき
高くまたたく星々の下
ふたりは愛しすぎちゃって
どうしたらいいかわからない

ふたりは愛しあっている
僕と君以外は誰もいない
愛しあっている(愛しあっている)
僕たちだけの世界のなかで(愛しあっている)

一緒に散歩する
僕は君に僕には君がとっても必要だ
愛してる、愛してるよ、って言う
言葉にしなくてもわかるだろうか? 僕が君に触れたら

一緒に教会の通路を歩くときに
僕らは誓いを立てる、死ぬまで一緒だと
とてもたくさんの愛であふれる僕たちは
「はい、誓います」と言うのが待ちきれないんだ

  1982年の映画 Fast Times at Ridgemont High のサウンドトラックで Timothy B. Schmit が歌って有名になった――

思えば、山下達郎も歌っていました。が、そっちの方面でウンチクをたれるのはやめて、英語の勉強、英語の勉強。

(1)  as と so が相関するのか、so と that が相関するのか、と宙ぶらりんのままにふわふわと進行し、so がとても連発されるのだけれど、それが思いの強さを訴えているのか。

(2)  自信がないのはCan you tell it in my touch? のところです。it は彼氏のほうの思い(ことば)と取りました。

(3)  最後の結婚式の通路での誓いは、祭壇での牧師と新郎・新婦の「あなたは・・・・・・誓いますか」「はい、誓います」のやりとりが待ちきれずに誓うということ。 "be together 'til [=until] we die" は、「健やかなるときも病めるときも・・・・・・死がふたりを分かつまで・・・・・・誓いますか」 "Do you take this man to be your lawfully wedded husband, to have and to hold, in sickness and in health, in richer and in poorer, until death do you apart" とか牧師が言う、「死がふたりを分かつまで・・・・・・」をいわばクダイテ表現したもので、"I do." は新婦・新郎の牧師の問いに対する答え(「はい、誓います」)。


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